分散投資か集中投資か

この記事は2018年9月19日に投稿したものです。

こんばんは、まろたです。

以前、株式投資はギャンブルではないという記事を書きました。

今回はよりギャンブル性を低くする分散投資についてお話ししたいと思います。

分散すると平均に近づく

前述の記事で、ケーキ屋さんを開業して他人に任せるという例を出しました。

そして、株式投資の場合、ケーキ屋さんの儲けを受けとる権利を売買することが可能だとも。

更に、この権利は細かく分割されていて、多くの人とシェアすることができます。

そうすることで、より多くの投資対象に少しずつ投資することが可能になっています。

1000万円持っていて、ケーキ屋さんの権利を1000万分買う。これは集中投資と呼ばれます。

一方、ケーキ屋さん10万円分、電気屋さん10万円分。。。という買い方を分散投資と言います。

大きく儲ける可能性があるのは集中投資です。大きく損する可能性があるのも集中投資です。

ケーキ屋さんと電気屋さんとクリーニング屋さんが全て潰れたり全て急成長する確率は低いです。

場所や業種を含めて分散すれば、よりリターンは平均に近づいていくはずです。

どの程度の利回りを求めるか

大切なのは、目標達成のためにはどの程度の利回りが必要なのかを把握することだと思います。

それが分かれば、どの程度リスクをとれば良いかも分かります。

資産形成の公式は「(収入 ー 支出)+  資産  ×  運用利回り」だと言われています。

収入600万円、支出400万円、貯金300万円、運用利回り5%だとすると、215万円です。

1年間に積み上げる資産の公式なので、長期的な資産形成はこれを積み重ねることになります。

ただ、どうしても計算が複雑になってしまうので大胆に単純化します。

過度に保守的ですが、資産形成中の運用利回りを無視する(ゼロだと仮定する)と、

{既存資産  +(収入 ー 支出)× 年数} × 運用利回り = 目標年間運用利益

という計算式で目標達成に必要な運用利回りや年数を求めることができます。

先ほどの例で目標年間運用利益を300万円、投資期間を20年とすると、

{300万円 + (600万円 ー 400万円)× 20年} × 運用利回り = 300万円

運用利回り = 300万円 ÷ 4300万円 ≒ 7% となります。

我が家は10年後に年間240万円の運用利益を達成する場合、3%強利回りが必要と出ました。

税引前3%であれば、分散投資でリスクを下げても十分現実的な利回りだと思います。

集中投資が必要となるケース

分散投資による5%前後のリターンでは物足りない場合、集中投資に賭けるのも一つのやり方です。

高い運用利回りを求める動機としては

1.資産形成に長い時間をかけたくない

2.目標とする利益水準が高い

3.株式投資に自信を持っている

あたりが考えられるかと思います。

逆に、投資期間を長く確保できて目標とする利益水準が高くなければ、高い利回りは必要ありません。

早く達成したい気持ちを抑えて、分散投資でリスクも抑えて、着実に目標に近づいていきたいです。

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