マイルストーンの設定(その2)
こんばんは、まろたです。
今回も前回に続いて、中間目標についてお話ししたいと思います。
step2.月額9万5千円
step1達成後の最大の懸念は、病気に対応する余裕が無いことでした。
健康保険に加入していれば、高額療養費制度という医療費の上限を抑える制度を利用できます。
(出典:厚生労働省保険局「高額療養費制度を利用される皆さまへ」)
住民税が非課税となるような低所得世帯であれば、特に低く抑えられます。
70歳以上の住民税非課税世帯は、1世帯あたり月額1万5千円が上限です。
step1の月額8万円に1万5千円を足した月額9万5千円をstep2とします。
これだけあれば、老後の医療費に関する不安はかなり解消できます。
<支出の内訳>
– step1 step2
家賃・共益費 40,000円 → 45,000円
通信費 5,000円 → 7,000円
水道光熱費 10,000円 → 10,000円
食費 20,000円 → 28,000円
その他 5,000円 → 5,000円
<生活のイメージ>
・小遣いは無し
・外食は最小限。自炊ならある程度選択肢あり。
・家ではwi-fiを使える。スマホは1人1台
・大きな病気をした場合、step1の生活水準に戻す
まだまだ切り詰めた生活にはなります。
しかし、満足度の向上に直結する住居と食事について少し余裕を持てます。
step3.月額11万5千円
step2で70歳以降の医療費については対応できていました。
step3は、69歳以下の医療費についても対応できる金額を設定します。
69歳以下の住民税非課税世帯は、1世帯あたり月額3万5千4百円が上限です。
step1の月額8万円に3万5千円を足した月額11万5千円をstep3とします。
<支出の内訳>
– step2 step3
家賃・共益費 45,000円 → 50,000円
通信費 7,000円 → 7,000円
水道光熱費 10,000円 → 10,000円
食費 28,000円 → 32,000円
小遣い 0円 → 6,000円
その他 5,000円 → 10,000円
<生活のイメージ>
・小遣いは3,000円ずつ
・外食は最小限。自炊ならある程度選択肢あり。
・家ではwi-fiを使える。スマホは1人1台
・大きな病気をした場合、step1の生活水準に戻す
家賃・共益費を5万円まで引き上げることで、物件の選択肢はかなり増えます。
食事についても、毎食自炊できるならバランスのとれた食事を作れる水準だと思います。
日々豊かになる、わくわくする毎日を
step3まで辿り着ければ、仮に突然失職するようなことがあっても困らないでしょう。
そして、ここから最終目標の達成までは生活水準の向上を実感する日々が待っているはずです。
今日より明日、働けば働いた分だけ豊かになれる。
我々世代が経験できなかった高度経済成長期の感覚を味わってやろうと思います。
そのためにも、まずは目の前の目標であるstep1を達成し、生きるための労働を終わらせたいです。