個別株を保有する理由
こんばんは、まろたです。
前回に引き続き、投資対象について書いていきたいと思います。
なぜ個別株に投資するのか
私はETFという簡単に分散投資できる商品だけでなく、個別株にも投資しています。
銘柄数も多く、1銘柄あたりの投資額も大きくないので、そんなにETFだけと大差ないですが。
売買手数料も余計にかかるのに、個別株に投資するのには大きく4つ理由があります。
1.割安と思われる株を買いたい
⇒ 市場全体が割高になっている時、ETFだけに投資していると割安な株を買うことができません。
もっとも、本当に割安かを見極めるのは難しいです。
2.投資の基本を見失いたくない
⇒ ETFは個別株の詰め合わせですが、個々の株式の動きが見えづらい部分があります。
個別株を持つと「事業を営んで利益を生み、そこから配当を受け取る」という流れを実感できます。
あと、単純に配当の受領日が分散されるので、常に収入があるのも気持ちが良いです。
3.ディフェンシブな銘柄を特に厚く持ちたい
4.ETFの中の個別株にサラリーマンの悲哀を感じてしまう
3、4については後述します。
ディフェンシブな銘柄を厚く持ちたい
景気変動に左右されにくい、公益・生活必需品・ヘルスケア等の株をディフェンシブ銘柄と呼びます。
例えば、景気が悪くなったから電気を使わない、洗剤を買い控える、ということは難しいですよね。
もちろんその逆も然りで、景気が良い時には市場平均に置いて行かれる傾向にあります。
私は経済的自由達成のために、安定した配当収入が欲しくて株式投資を行っています。
需要が底堅い⇒利益・配当が底堅いということなので、ディフェンシブ銘柄は目的に適っています。
利益・配当が底堅いということは、株価が下がった時、安心して買い増しできるのも良いところです。
ただし、下落の要因が個別企業の業績にある場合は慎重な判断が必要です。
ETFの中の個別株がサラリーマンに見える
何を言っているんだ、という感じですよね。私も自分でそう思います。
ETFを買っておけば、下手にあれこれ考えるより良いリターンが得られるでしょう。
ただ、全体さえ良ければ個別はどうでも良い、という考え方が少し引っ掛かるのです。
社員個人の能力を引き出す努力をすることなく、画一的なルールの下働かされる。
もっと良い方法はあるかもしれないけれど、管理の手間を考えればそこそこのリターンで構わない。
そういうサラリーマン社会を重ねてしまいます。私は病気かもしれませんね。
頑張っている社員はちゃんと見つけ出して評価してあげたい。そう思うのです。
なので、「長期で保有するに値する良い会社だ」と思える銘柄については、個別に保有しています。
以上、私がETFだけでなく個別株も保有する理由でした。
合理的では無い部分も多いですが、現時点では納得してポートフォリオを組んでいます。