新社会人のみなさまへ


こんばんは、まろたです。

新年度が始まりましたね。勤務先にも新入社員が入ってきました。

自分の入社した頃のことも思い出します。遥か昔のことのようです。

新社会人のみなさまへ

4月1日から新社会人として働き始めたみなさま、お疲れ様です。

敢えておめでとうございますとは言いません。お疲れ様です。

社会人の世界に飛び込んで、理不尽さや閉塞感に打ちのめされてはいませんか。

社会人デビューを懲役40年と呼ぶ悪い冗談があります。

今は懲役45年でしょうか。今後の展開次第では終身刑かもしれませんね。

一生これが続くのだろうかと思い詰めてはいませんか。

とにかく伝えたいのは、「絶望するのは早い」ということです。

最初が一番辛いと思います。私も絶対に戻りたくありません。

初めての経験をして疲れている部分もあるので、ある程度は慣れてきます。

映画「ショーシャンクの空に」

社会人の世界に打ちのめされたら、見て欲しい映画があります。

時が来たら、改めて記事を書いて詳しく紹介したいと思っている映画です。

『ショーシャンクの空に』

あまりに有名で、見たことのある人ばかりかもしれません。

でも、社会人を経験してから見直すとまた新しいものが見えてくると思います。

主人公は終身刑となり、ショーシャンク刑務所に投獄されます。

このショーシャンク刑務所が、実に会社と似ている所なのです。

もちろん、映画のようなあからさまな暴力を受けることは無いと思いますが。

多くの会社は大なり小なり理不尽で、力のある人間の利益のために搾取されます。

それは中小企業だけでなく、大企業でも同じことです。

むしろ漂う閉塞感や無力感は大企業の方が刑務所に近いのでは、とも思えます。

私も「この仕事どうでもいいな。。。」と思わない日は無いです。

「どうでもいい」と思いながら1日の大半を過ごすことの辛さたるや。。。

映画を見ていて、つい会社での日々を重ね合わせてしまいます。

希望は危険だ。正気を失わせる。塀の中では禁物だ

特に印象に残ったセリフを紹介させて下さい。

塀を最初は憎み、次第に慣れ、依存する

あの塀を見ろよ。最初は憎み、次第に慣れ、長い月日の間に頼るようになる。

会社に染まっていく様も、これと酷似しています。

実際に会社の外の世界に飛び出す勇気が無い、怖いと言っていた上司も居ました。

ただ、この慣れについては個人差がかなりあると思います。ある種の適性が必要なのです。

あなたは学生時代、先生に言われた通りやることに抵抗の無いタイプでしたか?

先生に気に入られるように振る舞うということが自然に出来ましたか?

そういう人はすんなり会社に染まることができるでしょう。

逆に、先生の言っていることより自分の考えを優先したがった人は苦労します。

学校で感じた様々な理不尽は会社勤めの予行演習だったことが今となっては良く分かります。

ちなみに私は完全に後者でした。サラリーマン適性が無いと言わざるをえません。

塀の中で希望は危険

希望は危険だぞ。希望は人を狂わせる。塀の中では禁物だ

新入社員の頃見た時には何とも思わなかった、このセリフの重みが今は本当に良く分かります。

希望を持つほど、それが失望に変わった時の衝撃は大きいのです。

会社をもっと良くするため、自分ができることは何なのかを考えていた日々のこと。

何をやっても変わらない。誰も本当は変化など望んでいないと思い知った日のこと。

今でも思い出すと苦しくなります。希望は確かに危険を孕んでいるのでしょう。

それでも希望を捨ててはいけない

人の心は決して石でできてるわけじゃない。 そこには誰にも手を触れることも奪うこともできないものがある。希望だ。

希望は良いものだ。多分何よりも。そして、それは決して失われることがない。

「何をやっても無駄」と悟った今も、私は希望を捨てていません。

正確には、当初の会社を良くするという希望は潰えました。

ただ、また別の新しい希望を見出すことができたのです。

それが、このブログのメインコンテンツの1つにもなっている経済的自由の獲得です。

刑務所を変えることができないなら、刑務所から出る自由を手に入れれば良いのです。

希望は危険。塀の中では禁物。確かにそうかもしれません。

多くの同僚は一生刑務所で過ごす人生を受け入れているように見えます。

彼らの持つ割り切り(諦め)が無い分、余計に苦しんでいる自覚はあります。

それでも、日々前に進んでいるという確かな実感が、今の自分を支えてくれています。

 

皆さんをとりまく環境は人それぞれ千差万別だと思います。

環境を良くする余地のある刑務所に入所した人も居るかもしれません。

今の場所にこだわらず、より良い刑務所に入りなおしても良いでしょう。

案外刑務所暮らしが肌に合うと感じる人も居るかもしれない。

それなら、映画のような主任や刑務所長を目指しても良いでしょう。

ただ、生きるために働く限り、刑務所の構造の一部であることに変わりありません。

もし、一生刑務所暮らしは辛いと思うなら、早めに抜け出すための努力が必要です。

私は既に刑期10年程になりますが、そろそろ「生存のための労働」からは脱出できそうです。

このブログでは、脱出の手法と軌跡を記録しています。

手法と言っても難しいことは何もしていません。

米国ETFを中心とした株式への長期分散投資という資産運用の王道中の王道です。

相続も視野に入れた長期投資で、主に配当金によるインカムゲインを得ることを目的としています。

大きなリターンは期待できない地味な手法です。時間もかかります。

その反面、投資資金さえ確保できれば再現性は100%に近いと確信しています。

 

人生の目標はそれぞれが決めて良いし、そこに辿り着く道も何通りもあるはずです。

どうか希望を捨てないで欲しいと思うのです。

希望は良いものだ。人の心は石ころでできていない。そうでしょう?

この記事が誰かの苦しい気持ちを少しでも和らげることができたら、とても嬉しいです。

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